ずぼら人間よんよんの真面目人生記

ずぼらなりに真面目に生きているわたしの雑記ブログです。育児、お金のと、資格、料理…小さくても人生で学んだことを還元し、かゆいところに手が届くブログを目指しています。

【育児】【レビュー】マンガでわかる0~3歳のこれで安心子育てハッピーアドバイス


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こんにちは。子育て真っ最中、よんよんです。

このブログでは育児を中心に大好きな調味料、息抜きの手芸について記載しています。

『育児の隙間時間を活用してステキ生活!』を目指して色々な情報をお届けします! 

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育児をなめていたわけではないのですが…やはり実際にやってみて悩むことが多く、時間を見つけてはいろいろな本を読んでいます。

以前記事にした「ねんねトレーニング」が実践編だとすると、今回ご紹介するのは『気持ちの持ちよう』編。

心がすっと軽くなるために読む本!です。

 

ねんねトレーニングについてはこちら↓↓

 

◆本の概要◆ 

 

こちらは「ハッピーアドバイス」のシリーズものの1つです。

シリーズ累計480万部以上売り上げている大人気シリーズです。

日々、育児に奮闘しているママパパに、安心と自信を届けます。 

 漫画を通じてわかりやすく「子育てのポイント」と「アドバイス」が記載されています。

この本の一番のポイントは『自己肯定感』

育児で意識したことはなかったのですが、自己肯定感を高めることが「子どもが幸せに育つためにいちばん大切なこと」であるとプロローグで書かれています。

以下の章立てで話は進んでいきますが、基本的にはどこから読んでも大丈夫です。

 1章:なぜ自己肯定感を高める必要があるのか?

 2~9章:どうすれば自己肯定感を高めることができるのか?

    10章~:お悩みポイント別解決方法紹介

総ページ313ページ。

さらっと読める本なので、最初は好きなところから読みすすめてあとで全体を読むというのもお勧めです。

 

◆著者について◆

子育てカウンセラー心療内科医 明橋大二(あけはし だいじ)さん。

イラストは太田知子さんが手がけています。

専門は精神病理学、児童思春期精神医療。…難しいですが、こどもの心療内科でしょう。

自己肯定感を育む子育てを日本全国に広めるため「認定子育てハッピーアドバイザー育成講座」も開講しています。

オフィシャルサイトではウェブ講演会の紹介や子育てハッピーアドバイスの紹介を兼ねた動画が公開されています。

明橋さんのオフィシャルサイトはこちら→http://www.akehashi.com/

 

◆感想◆

まず、本自体の印象として『マンガでわかりやすく』というのが育児中に本当に良いです。

育児中は1分でも惜しい!状態ですよね。

睡眠不足で「文字が頭に入ってこない…」なんて日もあると思います。

そんな状態の場合は文字を追うよりも絵(図)で見たほうがすっと頭に入ってきます。

イメージで読める、というのがとても良い!です。

また文字自体も大きめ・少な目であり大変読みやすいです。

かといって、読みごたえがないのかというと、それはNO。

ちゃんと読了後は「面白かった!」「勉強になった!」と思えます。

 

特によかったと思った部分をご紹介します。

 

◎自己肯定感の重要性

この本では、年齢によって何を学ぶ(育む)か?を以下の通り定義しています。

1.0~3歳 自己肯定感を育む期間

「自分は生きていてよいのだ」「存在する価値があるのだ」という気持ちを育んでいきます。

2.3~6歳 しつけ・生活習慣を身につける期間 

自己肯定感を土台として、着替えやトイレといった生活習慣を覚えたり、順番を待ったりおもちゃの貸し借りをするなどといった生きていく上で必要な「しつけ」を学びます。

3.6歳以降 勉強の期間

一通りの生活習慣やしつけ(社会を生きる上での最低限のルール)を学んだあとはいろいろなものに対する好奇心が出てきます。好奇心に対して学んでいく、勉強の期間です。

 

なんでこんなに自己肯定感を推すの?とやや疑問だったのですが、以下の引用文を読んで納得しました。

「どうせ自分なんか生きている価値がない」としか思えない子どもが、どうして勉強に意欲的になったり、自分の人生を主体的に生きることができるでしょう。

「自分はだれからも必要とされていない、いらない人間」としか思えない子どもが、どうして人を大切にしたり、社会のルールを守ったりできるでしょう。

 逆に、「自分は人から必要とされている」と思える子どもは、自分の人生を前向きに生きていくことができます。勉強にも意欲的に取り組み、自分と同時に他人も大切にします。

わたしも自己肯定感が低いからわかるのですが、もはや無意識で「自分なんて…」という考えを持ってしまいます。条件反射的に、です。

前向きに考えなきゃ!と考え直すことは可能ですが、やはり自分に対して、将来に対してネガティブな考えが自身を支配する瞬間があるのは事実です。

小さなうちはネガティブな考えに一度支配されてしまうと行動力が失われてしまっていました。

個人的には鬼ポジティブよりは「ネガティブな考えを持ったうえでポジティブに行動する」のがベストだと思っていますが、こどもがそのような器用さを扱うのは難しいでしょう。

だからまずは「自分なんて…」という考えを持たせたくない。

その想いを実現させるのがこの「自己肯定感を育む」ということなのだ、と理解しました。

 

この「自己肯定感を育む」には『こどもの「甘え」を大切にする』ことが大事だと記載されています。

「甘え(依存)」と「自立(反抗)」を子どもの意思で行ったり来たりすること、が大事ということなのですが、十分に甘えさせることで安心感を与える→安心感をもとにやってみたいことをやる→不安になったらまた安心感を得る… を繰りかえす、ということです。

これをこどもの意思で繰りかえすことで、挑戦して失敗したりしても大丈夫!(甘えられる)という心を育んでいきます。

この「甘え」が自分と相手に対する信頼を育む=自己肯定感を育む、につながっていくという理論です。

 

正直、そんないつも子どもの意思に付き合ってられないよ。

と思う面もありますが「なんでいつもわがままばかり!」と怒る前に

「あーそういう時期なんだよね仕方ないなー」と思えたらすこしは気が楽になるかな~と思います。

わかってはいるけどイライラする!ことも多いですよね。

そうなってしまったら、もう仕方がないと思います。

でもあとで「そういう時期だから、こどももああなっちゃうのは仕方なかったんだよね」と思えたら良いと思います。

 

 

ちなみに、「甘え」と「甘やかし」の違いや、自己肯定感が低い親に対してのアドバイスも本書には記載されています。

気になった方は中古でもよいと思うので一度手に取ってみてください!

 

余談。

主人と「この漫画面白い」「こういうことあるあるだよね」「そうはいうけどこれって難しいよね~」など会話をしていたら「その本貸して、読んでみたい!」と言ってきたので主人にも読んでもらいました。

主人の感想は以下とのこと。

「『お悩み』の章をみて、考えさせられた。知らないところでたくさん苦労してるんだろうなと思った。いわれないと気づけないことたくさんあると思うけど…いつもありがとう。と改めて思った。」

 

いつも本を貸しても読まない主人が数日で読み切ったのが衝撃です。←そっちか。

 

 

 

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